SPACE EXPO 宇宙博2014を体験してきました。
2014は宇宙関係の展示が目白押しですね!
そんなわけで先日体験した宇宙ミュージアムTeNQに引き続き、「宇宙博2014 NASA・JAXAの挑戦」の初日7月19日(土)に娘と二人で行ってきました。
追記:
「ミッション[宇宙×芸術]-コスモロジーを超えて」も体験してきたのでこちらも合わせてご覧ください。
会期は、2014年7月19日(土)から9月23日(火・祝)までの約二ヶ月間、JR京葉線・海浜幕張駅から徒歩5分の幕張メッセの国際展示場10・11ホールで行われています。チケットは、大人2,500円、高校・大学生1,500円、小・中学生900円です。私は前売りの大人1名と小中学生1名のチケットがセットになったお得なファミリー券で入場しました。
あまり割引情報みつからないのですが、「ミッション(宇宙×芸術)展」、「宇宙ミュージアム『TeNQ(テンキュー)』」の入場券・半券(当日以外も可)を提示すると割引が受けられます。
今回は子供の夏休みの自由研究の題材にもオススメということで、娘は気になったものについてはメモを必死でとりながら、首からさげた一眼レフで写真を撮りながら見て来ました。この夏休み、親子連れで自由研究の題材にでも行ってみるのはいかがでしょうか。
ちょっと気になったのが紹介文の漢字に振り仮名がついておらず、小学生だと読めなさそうな漢字も利用されていたため、お子様と一緒に行ったときは親御さんが説明してあげてくださいね。
会場内は巨大な展示物が目白押し
アポロ17号指令船、小惑星探査機「はやぶさ」、スペースシャトル「アトランティス」の先端部、有人宇宙船「マーキュリー」、「きぼう」日本実験棟、ソーラーセイル、「火星探索車」キュリオシティなどとにかく巨大な展示が多く圧倒されます。NASAやJAXAや宇宙開発、宇宙、人工衛星などにあまり興味がない方の場合でもきっと迫力ある展示物で楽しめると思います。
宇宙開発に関する大小の展示物はとにかく多い
宇宙開発やスペースシャトルなどの予備知識がある方はとにかく展示物が多いため、じっくり見ていると疲れきるほど楽しめると思います。小さいものは番号振ってまとめて紹介、中規模のものは何々計画で使われた「ジャイロ」とか「スラスター」とか「ハッチ」とか直接名称の説明がついていますが、結構そっけない感じなので、多少詳しい方のほうがよりいっそう楽しめるのではないでしょうか。
私たちの場合は、12時にはいって16時過ぎに会場を後にしました。途中10分ぐらいの休憩を2回挟んで足を休めましたが座って休憩できるところは会場内に4箇所あるようです。真ん中ぐらいのところにはドリンクとトイレがありました。とにかく展示数が多いので、大きな展示を中心に楽しむ場合と、多数の個々の展示をじっくり楽しむ場合とでは所要時間は変わってきますが、目安として所要時間としては2時間半~5時間程度が目安だと感じました。
まずは、スペースゲートを通ってNASA A HUMAN ADVENTUREへ
私が行ったときは、ゲートをくぐってすぐのところにある「DREAMS」と「宇宙を夢見た人たち」「宇宙開発競争のはじまり」の部分はかなり混んでいてなかなか進まなかったのですが、細かい部分まで興味がない方や時間がない方ははここはさらっと流して、「PIONEERES」(宇宙に挑んだ先駆者たち)と書いてある緑の門をくぐってから先に注力したほうが楽しめるかも!?って印象です。
PIONEERSから宇宙っぽい分かりやすい展示が始まります
PIONEERSから先は、NASAのロケットエンジンやロケットを切り離す際のイメージ映像と部屋の端から端まであるロケット、アポロ月面車、有人宇宙船「マーキュリー」、アポロ17号の指令船などアメリカ空軍のパイロット服から始まった宇宙服の変遷など、どんどん展示の規模が大きくなっていきます。私はこのブースだけで、展示の閲覧時間の半分以上を使いました。実際体験してみてもらったほうが早いのでここでの説明は省略します。
アポロ17号のパラシュートは実際に使われたものだそうで、ぜひ上を見上げて、実際に使用されたとわかるはっきりとした痕跡を観察してみてくださいね。パンツなども壁に展示してあったりして面白いです。詳しい写真などは、下のほうに掲載しているギャラリーをご覧ください。
多少、写真は絞って配慮はしておりますが、ネタばれにもなるので、もう行くことが決まってる方はサムネイルだけ見ていただくなどのはっきり見ない方がより楽しめると思います。すでにかなりの写真が出回っていたので今回はアップしております。
8Kスーパーハイビジョンシアターで高解像度の映像をみる
現状のハイビジョンが2K、最近普及し始めた規格が4K、今回の8Kスーパーハイビジョンシアターは画素数が2Kの16倍の情報量を持ちます。簡単にいうと現状のテレビの画質の16倍細かくて、拡大しても汚くならないってことです。
NASAなどの高精度の写真をベースに5分ほどのプラネタリウムで見るような映像をより明るく鮮明にした映像が流れていました。1階の映像が5分程度なので、私のときは前回開始直後に並んだため、5分ほど待ちましたが、もし並んでてもそんなに長い間は待たなくて見れると思います。
NASAから次はJAXAの日本の宇宙開発ブースへ
小惑星イトカワから無事とはいいがたいものの類まれなる努力の末に帰還した小惑星探査機「はやぶさ」や国際宇宙ステーションの「きぼう」日本実験棟、H2ロケットやイプシロンなどの模型など日本でもとても有名なものが展示されています。
「きぼう」は実物大モデルでとても大きく、外からも中からもじっくり見れるのでぜひご覧ください。また、日本食の宇宙食などの展示もありました。こちらも実際に見てもらったほうが早いのでぜひ見てくださいね!
未来の宇宙開発エリア
スペースシャトルに代わり利用される予定のドリームチェイサーの模型や、宇宙エレベーターを意識したクライマーデモ機が展示してあり、ロープを上下に移動していました。
また、地球の上空約4万メートルからのスカイダイビングに挑戦し自由落下で初めて音速を超えた男、フェリックス・バウムガートナーの利用したスーツ(見た目ほとんど宇宙服)や上昇時に利用したカプセルなど特集的に展示がしてありました。スーツにはRed Bullのロゴが入っていて、F1しかり、こういう極限分野ではレッドブルのスポンサー率高そうですね(笑)
「火星探索車」キュリオシティ
「火星探索車」キュリオシティの実物大モデルの展示、またそのイメージ映像が流れるエリア、火星隕石なども合わせて展示されています。
スロープになっていて上下左右いろんな角度から見れるようや映像は複数のモニターが多数設置してありました。月面車とのタイヤの素材のちがいなどや穴の位置などが僕は気になりました。映像もいろんな場所から見ることができます。
最後にSPACE SHOPでおみやげを購入
今回おみやげとして、約300円程度のリーズナブルな「イプシロンロケットラムネ」と、約500円の70ピースの透明パズル「クリア宇宙パズル」を購入しました。
パズルのほうは、宇宙飛行士に必要な忍耐力をトレーニングするのに最適だそうです(笑)。昔、ミルクパズルという絵柄のないパズルがありましたが、それと同じで絵柄からはめる場所を推測するのではなくて、ただひたすら合うか試行錯誤を繰り返すものですよね。家族でスピード組み立て勝負予定です。
スペースショップで、職業柄といいますか、気になったのがお会計時のクレジット決済にSQUAREを採用していること。一般的に配布されている四角い小さいのリーダー端末ではなくて、タブレットスタンドとと一体型のスマートなリーダーを利用していました。カード決済は、SQUAREのため、VISAとMASTERのカードのみになります。
SPACE EXPO 宇宙博 2014 | NASA・JAXAの挑戦
http://www.space-expo2014.jp/
また、宇宙ミュージアム「TeNQ」、ミッション[宇宙×芸術]-コスモロジーを超えてについてのエントリーもあわせて見て下さいね!
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