東京スカイツリータウンのイルミネーションを多重露光撮影で遊ぶ。
東京スカイツリータウンのイルミネーションを撮ってきた。
すみだ水族館のクラゲ万華鏡トンネルの写真を撮りに東京スカイツリーに行ってきました。
今回はその番外編として、東京スカイツリーの足元スカイツリータウンのイルミネーションを見たら意外とテンションがあがったので遊びながら撮影した写真を中心に紹介します。
多重露光とイルミネーションは相性がいい!
今回アップしている写真のほとんどが多重露光(多重露出)の技法を用いて撮影した写真です。
多重露光撮影って何かと簡単に説明すると、もともとは、フィルムで撮影するときに、同じコマでシャッターを複数回切って露光することです。デジタルだとPhotoshopでレイヤー重ねるときに比較明合成が近いイメージで、手軽に数枚の写真を合成したようになります。
多重露光撮影気分を味わえるスマホのアプリもいっぱい種類があるので試してみてもらえるとよりいっそうイメージがわくと思います。
多重露光の特徴としては、明るいところに明るいのを重ねちゃうと、明るくなりすぎちゃって淡くなったり真っ白に飛んでしまいます。
逆に、暗いところに他の被写体を移すとはっきり写ります。そう、今回のイルミネーションは基本的に夜です。LEDなどの光源以外の部分は暗い部分が多いんです。そのため、多重露光撮影と相性がよくて手軽に重ねて面白い写真が撮りやすいんです。
東京スカイツリーをあらためて撮ってみたらSFの世界だと思った。
普段、東京スカイツリーの近くに行っても、下からの撮影だと同じようなアングルばかりになって、個人的には面白みをあまり感じてなかったんですがちょっと遊んで撮ってみたら化けました。
サイバーというかSF的な巨大建造物のイメージになってびっくりです。
多重露光撮影愛好家としては、「パイプ」+「多重露光」とかも面白そうなので今度撮ってみたいと思います。
今回の撮影方法のネタバレ。
普通にイルミネーションとっても楽しいけど、工夫して遊ぶのも楽しいと思います。今回の撮影方法のパターンとしてネタばれすると、下記のようなパターンで撮っています。
1.マニュアルフォーカスにして、絞り開放気味でぼかして丸ボケを作った写真と、ピントが合った写真を同じもしくはずらして撮影した多重露光撮影
2.暗い空の部分に同じ被写体(スカイツリー等)を反転や対称に近い形で配置して多重露光撮影
3.イルミネーションされた被写体とスカイツリーや文字、クリスマスツリーの一部などの多重露光撮影
このブログの訪問者は意外と設定など知りたいという方も検索キーワード見てる限り、多いようなのでカメラの設定の参考値をお伝えします。
作品を撮るというよりスナップ撮影中心の場合は、夜間の場合はA(Av)モードでマルチパターン測光、露出補正をマイナス2段程度下げて、手振れを考えてISO800ぐらいで撮影していることが多いです。
その時つけているレンズによりますが、絞りはF2.8~F5.6ぐらい。最近のカメラだったらISO感度はもっと上げてもいいんじゃないかと思います。
イルミネーションを普通に撮るのに飽きたときに、一度試してみると気分がもりあがって、普通に撮るときも素敵な作品が撮れるかも!?
東京スカイツリータウンの詳しい情報など…
スカイツリータウンやソラマチでイルミネーションのほかにも、クリスマスマーケットや、プロジェクションマッピングなどクリスマスイベントをやってるみたいです。
すみだ水族館も「クラゲ万華鏡」などの企画展をやっているので期間中に一度寄ってみてはいかがでしょうか。
おひとりさまが寂しい場合は、一眼レフorミラーレスカメラ持って行けばきっと大丈夫ですよ!
TOKYO SKYTREE TOWN DREAM CRISTMAS 2014
http://dreamchristmas2014.jp/(サイトがなくなったようなのでリンク外しました)
多重露光撮影参考書籍:
参考関連記事:
イルミネーションが溢れる季節、カメラで光をつかまえてみる。
多重露光写真(多重露出写真)を撮ってみる。
すみだ水族館でクラゲ万華鏡トンネルの幻想的な世界に浸る。
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