起業ブレスト会Panpxに参加してみる。

公開日: : 最終更新日:2021/04/06 その他, 東京, 関東 ,

起業ブレスト会Panpx(パンピクス)に参加しました。

Panpx

起業家であり、世界各国の写真を撮影し、高解像度のフリー素材を提供している写真家でもある内田友幸(うちだともゆき)さんが主催している起業ブレスト会Panpx(パンピクス)に参加してきました。

Panpxに参加した印象としては、至極まっとうで健全な起業勉強会でiPhoneやAndroid向けのスマートフォンアプリや最新のテクノロジーを利用しての起業が議題の中心になっていると思いました。

出身者の中には、ロケーションベースSNSSpecteeを提供しているユーグリッドラボ株式会社村上建治郎さんなど、すでに実際に起業してサービスを提供している方もいらっしゃいます。

ブレストとは?

ブレストとは、ブレインストーミング(Brain Storming)の略語で、あらかじめ決められた議題に対して、会議に参加したメンバーが、たくさんのアイディア出し合って、意見を誘発し、アイディアを発展させていく会議方法です。

Panpxでのブレストには次の2つのルールが決まっています。

  • 相手の意見を否定しない
  • できるだけバカなことを言う

決まりはたった2つだけなので、初めての方でも思考が妨げられずにアイディアをどんどん出していくことできます。

Panpxの会の進行

Panpx 主催・モデレーター内田友幸氏

まず、主催者でありモデレーターの内田さんが、今回の起業サービスのキーワードになるテーマを背景と一緒に説明しながら提示してくれます。テーマは毎回変わるのですが、今までの例でいうと、「ウェアラブル」、「マルチコプター(Drone)」、「対話型サービス」、「iBeacon」などです。

その後、各班にわかれてブレストをして、簡単にまとめて発表を行います。
箇条書きにすると以下のような感じです。

  1. 主催者兼モデレーターの内田さんから、ブレストのテーマや最近のホットトピックについての説明が10分程度。
  2. 参加者の中から5名前後の各班にわかれて50分程度のブレスト。
  3. 班ごとにまとめてブレストの内容を発表を30分程度
  4. 参加者が持ち込んだテーマや懇親の時間に30分程度

私が参加した回は、19時30分頃から始まって、21時半過ぎには終わりました。都心で行われるので平日お仕事のある方も参加しやすいと思います。またその後、参加メンバーの有志で軽く一杯飲みに行ったりするときもあります。

参加されてるメンバーはどんな人?

私は、今まで何度か参加しているのですが、今まで出会った参加者はこんな方がいらっしゃいました。

  1. サラリーマンとして働いていて、近い将来起業を考えている方。
  2. iPhoneやAndroidアプリなどの企画制作をしていて、起業直前の方。
  3. 本当にユニークな職業をしていて、将来独立を考えている方。
  4. 現在既に起業されていて、新規サービスを考えている方。
  5. 勉強会好きな方。
  6. 本業とは別の分野で週末起業されている方。
  7. サービスをしていて、より改善を求められている方。

「起業」というキーワードをベースにして、日本人に限らず様々な人たちが毎回集まってきています。
私も長年生きてきて、今までにあったことがない職業の方に出会えたり、とても刺激が大きく、純粋に楽しかったりもしました。

会場について

各回によって会場が異なりますが、今回は本郷三丁目というか、東大の近くにあるLabs+Cafeというところでした。
頑張れば20人近くで囲めそうな広々としたテーブルと、壁一面が黒板になっていて面白い隠れ家的なCafeでした。

Google Mapで近くまで来たあと、行こうとしたらビルを間違えたり、迷子になりかけて本当に隠れ家でした(苦笑)

また、以前に参加した回では、フォトグラファーさんのスタジオをお借りしたり、様々な場所で開催されているようです。

主催者の内田友幸さんについて私が知ってること。

実は、私は主催者の内田友幸さんのことを僕が中高生ぐらいのとき、つまりもう20年以上前から存じ上げていて、過去にも数度メールやチャットのやり取りもしことがありました。実際にお会いしたのはPanpxに参加してからです。

その頃の彼は大学生でRayやFillyなど、NECのPC-98上でFM音源やMIDI音源を鍵盤とせて表示したり、曲と同期させて画像をアニメーションさせるなどのフリーソフトウエアを開発して提供されていました。

パソコン通信上では、富士通のNifty-Serve(ニフティーサーブ・現ニフティの前身)のFGALRAYなどのフォーラム、NECのPC-VAN(ピーシーバン)のSOUND CLUBなどで活発に音源データのやり取りが行われていて、私もRay用の曲データをMML(Music Macro Language)という譜面を記述する言語で書いていました。

このころの大手パソコン通信上では、JASRACの認可を受けていたので、オリジナル曲に限らず、J-POPなどの譜面や耳コピなどの曲データも、JASRAC管理可の曲であれば、問題なしにやり取りができたのも賑わっていた要因の一つだと思います。

ゲームミュージックなどJASRAC管理下にない曲についても、直接ゲームメーカーなどに問い合わせて許可していただいたりしていました。

その後も在学中に起業されたり、クリエーター向けに当時あまりなかったCGIなどが利用できる無料のホームページのサーバーレンタルサービスを手掛けたり、デジタルガレージのCTOやられてたりと、ちょくちょく活躍されているお話を聞いていました。

お会いできるのも楽しみだったのですが、過去を知っていることもあって、安心して参加することができました。
懐かしい話はこれぐらいでおしまい(笑)本題に戻ります。

面白いサービスが考えついたら分科会で発展させる

ブレスト会で、これいけそうだなーって思うサービスが考えたときは、そのサービスに絞って興味があり、実際に起業をめざす人が参加する分科会が開かれます。

分科会をしながら、マネタイズの方法を考えて、プロトタイプを実際に参加者で作っていきます。

Panpxの詳細・実際に参加してみよう!

これから起業を考えてる方は一度参加してみてはいかがしょうか。
今まで参加した会は、基本的に無料でお菓子や飲み物とかの差し入れは大歓迎な様子です。
月1回ぐらいの頻度で開催されています。

実際の開催日程などは下記をご参照ください。

Panpx Webサイト
http://panpx.com/

Panpx Facebookページ
https://www.facebook.com/panpx

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