名古屋市科学館で楽しみながら科学を体験
名古屋市科学館に行ってきました。
先日、名古屋にすこし立ち寄る機会があったので名古屋市美術館との共通券を購入し、名古屋市科学館に行ってきました。
名古屋市科学館と名古屋市美術館は、芸術と科学の杜の白川公園内に隣り合って建っています。
私は、国立科学博物館(科博)、日本未来科学館(Miraikan)、科学技術館をはじめ、ソニーエクスプローラサイエンスなど、いろんな科学関係の博物館を何度も巡っています。
今回、初めて行った名古屋市科学館は、上記のような都内にある大きな科学館と遜色ない規模で展示も充実しており、驚きました。
中学生以下は入場料無料でで入場時に口頭で中学生や小学生と伝えれば入館できるようでした。
大人の観覧料は、展示室のみだと400円、展示室とプラネタリウムで800円、今回購入した美術館との共通券は500円でしたが、プラネタリウムは観覧できないので注意が必要です。
電車でのアクセスは名古屋市営地下鉄東山線・鶴舞線伏見駅、鶴舞線大須観音駅、名城線矢場町駅からが近いですが、今回は早めに名古屋についたこともあり、名古屋駅から徒歩で行きました。
徒歩でも20分ほどなので、歩きなれている方であれば、そんなに気にならない距離だと思います。
科学館の目玉になっているプラネタリウムは今回半日程度立ち寄っただけということもあり、見ることができかなったため、紹介できません。
次回、第二弾の楽しみにしてください!
屋外には大きなH-IIBロケットや日本実験棟「きぼう」
屋外には存在感がある大きなH-IIBロケットがが横たわっています。科学館のサイトの情報によると、そのほとんどが実物と同じ構造の試験機だそうです。
また、国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」の構造試験モデルも展示されています。
名古屋市科学館は、外観もかっこよくて、面白い構造しているので、プラネタリウム部分の球状の部分を持ち上げたような、漫画ドラゴンボールで例えると悟空が元気玉ためてるみたいな写真をとってる人がいたりしました。
元素記号と元素名がついてるコインロッカー
少々荷物が多かったため、邪魔にならないようコインロッカーに預けることにしました。
写真見るとわかりやすいのですが、元素記号と元素名が振ってあるコインロッカー!科学好きにはどのコインロッカー使おうかって愛着のある元素を選びたくなります。
番号が振ってあるだけの画一的なコインロッカーではなく、元素記号で識別できるのは楽しいです。
今回は、燃やすと閃光を放つMg、マグネシウムのロッカーを利用しました。公共の施設らしくリターン式で気兼ねなく利用できます。
また、生命館の1階にははもう少し大きいロッカーがあるので、荷物が大きい場合は生命館1階のロッカーに預けるとよいと思います。
竜巻ラボで竜巻の発生を眺める
静かな状態から竜巻が出来上がっていく、ライブハウスのスモークのような煙が光を浴びていろんな色に染まりながら、徐々に館内吹き抜けのスペースに渦を描きながら竜巻になっていきます。
竜巻がまきあげている煙らしきものはコロイド粒子サイズなのでしょうか。風船もどんどん巻き上げられていました。
極寒ラボ、放電ラボなどの体験施設も…
今回午前中半日程度しか館内にいれなかったため、極寒ラボ、放電ラボ、プラネタリウムといろんな場所が体験できませんでした。
極寒ラボ、放電ラボは整理券や並ぶ必要があるので早めに行かないと当日体験できないかもしれません。
休憩するテーブルなども施設内にあるので、朝から行って夕方まで一日中楽しめる施設だと思います。
元素とその元素が利用されている製品の元素周期表
カルシウムCaだったら、セメント。元素名だけでなく、利用されてる製品も実際にみるとより身近になったり、連想記憶できたりで、より覚えやすいと思うし、素敵な展示方法だと思いました。
分子模型や鉱物なども展示されていて、実際どんなものかを見ながら知ることができます。
ボールや工業製品を切断して断面や構造を見れるようにした展示
いろんなボールや、IHクッキングヒーター、エアコンの室外機などが切断され内部構造がみえるようになっています。
身の回りのものの構造が見えて楽しいと思いました。
宇宙にまつわる少し暗くてかっこいいスペース
カメラやメガネなどのレンズで有名なZWISS製のプラネタリウム投影機や、望遠鏡、特定の場所からのぞくと星座にみえたり、銀河を上から横から確認できるガラスなどがありました。
名古屋市科学館の詳細は…
全体的には、上階ほどより専門や高度な大人向けに近いもの、低層階ほど子供たちが体験しながら遊べる施設となっているように感じました。
これからの季節、夏休みの自由研究の課題の情報収集など、子供たちとおとづれてはいかがでしょうか。暑い中でも屋内で涼しく楽しめる施設だとおもいます。
文章で紹介しきれてない部分もあるので、下記のギャラリーの写真などからも雰囲気をつかんでいただけると幸いです。
お出かけ前には、公式サイトで詳細情報をご確認ください。
開館時間:午前9時30分~午後5時
※プラネタリウムの夜間投影はこの限りではないが、観覧券は16時30分で販売終了
月曜日休館・月曜日祝日の場合は開館し、直後の平日が休館
カレンダー参照:
http://www.ncsm.city.nagoya.jp/visit/visitors_guide/calender.html
〒460-0008
愛知県名古屋市中区栄二丁目17番1号
芸術と科学の杜・白川公園内
TEL: 052-201-4486
FAX: 052-203-0788
名古屋市科学館公式サイト
http://www.ncsm.city.nagoya.jp/
関連記事:
芸術と科学の杜、名古屋市美術館で芸術に触れる
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