「ミッション[宇宙×芸術]-コスモロジーを超えて」を体験してきました。
2014年夏の宇宙関連イベント体験 第3弾!
「宇宙ミュージアムTeNQ(fotos.jp内の紹介記事はこちら)」、「SPACE EXPO 宇宙博2014(fotos.jp内の紹介記事はこちら)」に続き、「ミッション[宇宙×芸術]-コスモロジーを超えて」を東京都現代美術館で体験してきました。
会期は、2014年8月31日(日)までなのでこのエントリー執筆時点で残り1か月を切っているのでご注意ください。また、開始から時間がたっているのでネタバレ的なものも含めてご容赦くださいね!
今回の展示については、アート作品が主体なこともあり、展示は基本的には撮影禁止です。撮影可能箇所のみ撮影OKの表示がありますので、自分で体験して楽しんでください!
閲覧の所要時間としては2時間~3時間ぐらいの印象でした。
木場駅から木場公園に沿って東京都現代美術館へ
展示が行われている東京都現代美術館は地下鉄の清澄白河駅、木場駅、菊川駅などが最寄駅なのですが、今回はランチを済ませてから向かおうと思い、お店がありそうな木場駅から目指しました。
夏の真っ最中ということもあり、日中はとても日差しも強く、徒歩15分程度と多少歩くこともあり、隣接する木場公園の木々の木陰でしのぎながら現地へ向かいました。
チケットを購入して、さっそく入場
ミッション[宇宙×芸術]展と常設展が閲覧できる通常のチケットだとTeNQや宇宙博2014のチケットの提示で1割引きになるようですが、今回は300円追加して、同時開催の「ワンダフルワールド展」とのセット券を購入。セット券の方は割引にならないのでちょっと残念でしたが、お子さん連れの方は、セット券の購入をおすすめします。
今回はひとりでしたが、自分が子供を連れて行くとしたら、ミッション[宇宙×芸術]展→ワンダフルワールド展の流れで見ます。僕の経験からすると「子供向けのは後に持って行った方が、もう飽きた~帰ろうよ~」ってなることがなく、子供の集中力・やる気が続くと思います。
入場すると、まずはHASSELBLAD(ハッセルブラッド、カメラの老舗メーカー名)で撮影した宇宙空間での写真や宇宙開発、宇宙を題材にしたアートの歴史の年表などが視界に飛び込んできます。
部屋の四方八方!全体に広がるプラネタリウム
カーテンをめくり、暗い室内にはいると、通常のドーム型ではなく、四角い部屋全体に広がるプラネタリウムが現れます。
特徴としては、靴を脱いでクッションやそのままカーペットの上に寝転んで見れること、多少死角はできるものの床にも投影され、全方位に向かって星空や映像が映し出されます。
仰向けに寝転がってみたり、体育座りしたり、うつ伏せになったりと、閲覧者の方々は皆それぞれのスタイルで閲覧していました。
私はちょうど近くにクッションがあったのでクッションで少し身体を起こしてゆったりと心地よく眺めることができました。
映像表現主体のエリアへ
映像表現や音、動かして反応を楽しむ展示など、映像作品などが展示されています。いろいろな展示があるのでぜひ五感で楽しんでください。
アート・漫画・CMなど
宇宙をイメージしたアート、漫画家の松本零士さんの作品、宇宙を題材としたポカリスエットやカップヌードルのCMなど大小さまざまな展示がありました。百聞は一見にしかずです。気になったら直接見に行ってくださいね。
なつのロケット団のロケット展示
実は恥ずかしながら「なつのロケット団」については全然知らず、ただの民間組織だと思っていたのですが、これを書くにあたり調べてみたら、結構どころか僕でも知っているそうそうたるメンバーが関わってるんですね。
野田篤司さんとか、漫画家のあさりよしとおさん、SF作家の笹本祐一さん、堀江貴文さん等々・・・。溶けたデジタルカメラが展示してあったのですが、確かに笹本私物ってキャプション付いてました(苦笑)展実物が興味深かったです。
チームラボの作品「憑依する滝」
これも実際見てもらったほうが早い!!!プロジェクトマッピング作品です。大きさに圧倒されます。
スペースダンス・イン・ザ・チューブで無重力疑似体験
とても広大な「憑依する滝」の展示と関連グッズ売り場を抜けると、青い紫がかかった世界に薄っぺらくチューブが天井と床から引っ張った不思議な体験ゾーンが現れます。
周りは子供ばっかりで、でも大人でもできるの?って案内の方に聞いてから、子供にまぎれて体験しました。やわらかいトランポリンに囲まれたような空間で、真ん中の方でジャンプしたり、でんぐり返ししたりと、反発力のあるチューブがやさしく反動を返してくれます。
周りにいた子供たちは何度も繰り返して楽しんでるようでした。実際やってみないとこの感覚はわかりにくいです。もどかしいというか・・・。
JAXAは宇宙でいろいろアート的な実験をしていた!?
全然今まで知らなかったのだけど、宇宙飛行士の若田さんなどが宇宙空間で着物を意識した変な衣装着てお茶をたてたり、LEDライトがついた傘状の形をしたものをくるくる回して撮影したりと、学者などと絡んでこんなことも宇宙空間でしてたのか!?っていうような短編動画が多数上映されていました。全編鑑賞すると結構時間かかっちゃうけど、結構面白いので時間があったら通して見てみて!
同時開催の「ワンダフルワールド」・「クロニクル1995-」も面白い
今回はこの展示と一緒に子供向けの「ワンダフルワールド」、「クロニクル1995-」も合わせてみてきました。
追ってレポートするかもしれませんが、とりいそぎ簡単に紹介すると「ワンダフルワールド」は子供向きの体験型アート展示です。「クロニクル1995-」は1995年から数年の世界の写真やイラスト・絵画・動画などを中心に紹介されています。
また宇宙に関する展示として、下記の展示の体験レポートも合わせてご覧ください。
SPACE EXPO 宇宙博2014を体験してきました。
話題の宇宙ミュージアムTeNQ(テンキュー)を体験してきました。
参考リンク
東京都現代美術館
ミッション[宇宙×芸術]-コスモロジーを超えて
東京都現代美術館(MOT)のキセイノセイキ展とリニューアル改修工事
東京都現代美術館COLLECTION ONGOING(休館前の最後の常設展)
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