花火の写真の撮影にチャレンジしてみる(足立の花火編)
夏の花火シーズン初期に開催された足立の花火を撮影してきました。
2015年に東京都内では夏の花火シーズンで比較的早い時期に荒川河川敷で行われる足立の花火を撮影して来ました。
更新がとても遅くなってしまったので、偶然花火に出会ったときや、来シーズンの夏の花火シーズンの皆様の花火写真撮影のきっかけになったらと思います。
2017年の足立の花火は7月22日(土)の19:30~20:30に荒川河川敷で行われます。
詳しくは下記のサイトをご覧ください。
http://adachikanko.net/event/39thhanabi
今回は、多重露光や長時間露光など、普段から撮影で多用しているテクニックも利用しているので試してみました。
今回の記事は、iPhoneやAndroidなどスマホでの撮影ではなく、一眼レフやミラーレスカメラなどを対象にしています。
個人的にはiPhoneやAndroidなどのスマートフォンで撮る場合は動画で撮る方が花火として伝わりやすいかも!?
スマホで撮影する際は、お手数をおかけしますが、「スマホ 花火 撮影方法」などをキーワードにググっていただければと思います。
花火撮影のときの考え方
打ち上げ花火は、被写体として考えると、暗い夜空の広範囲をすばやく移動する非常に明るい点光源に近いものだと考えられると思います。
一般的に読者の方が見られる花火の写真は、数秒から何十秒も長時間露光された花火の光の軌跡を撮った写真になります。
これを理解した上で自分の写真のテイストへ昇華していくのがいいと思います。
撮影時にあったほうがいい機材や設定など
・一眼レフカメラ・レンズ
・カメラをしっかり固定できる三脚(縦位置でもしっかり固定できるのが望ましい)
・レリーズ(リモートスイッチ)
レリーズがない場合は、数打てばあたるみたいになりますが、記念撮影するときみたいにタイマーで切ると手振れが起こりません。
花火の撮影の基本的な設定などはネットで「花火 一眼レフ 設定」とや「花火 撮影方法 一眼レフ」などのキーワードで検索したら、出てくると思うので普通に撮る際にはそちらを参考にしてくださいね。
今回は真っ暗な室内から、ガラスに多少暗くなるフィルムが張ってある環境でガラス越しに離れた花火を撮ったので一般的にはあまり参考にならないと思います。
ガラスフィルムによってかなり暗くなっているので、ISO200・F5.6中心にバルブモードや多重露光モードで組みあわせて撮影しました。
ネットで調べれば、ある程度基準的な設定方法の情報は得られると思いますが、普段からこの環境だとこんなぐらいかなーってあたりを撮影して、微調整をする癖をつけるといろんなシチュエーションでの設定をとっさに組み立てられるようになるので普段から試行錯誤して設定を詰めて撮影するといいと思います。
最後に…
個人的には、タイミングをとるために花火の動きと息を合わせるようにして撮影しています。
被写体と息を合わせることを考えると気持ちよい写真が撮れることが多いと思います。
長時間露光すると、どうしても明るくてしろっぽくなるので、RAW現像やAdobe Photoshop、Light Roomを使える方は黒を引き締めると写真が引き立つと思います。
もっと本格的な花火の写真や花火の情報については、花火写真家の友人の蛭田眞志さんの
ブログ「花火の心得」を参考にしてくださいね!
http://fireworks-guidence.com/
関連コンテンツ:
花火の写真の撮影にチャレンジしてみる(サザンビーチちがさき花火編)
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