新国立美術館アートライブラリーにふと立ち寄ってみる。

公開日: : 最終更新日:2016/10/26 お出かけ, 東京, 関東 , ,

新国立美術館3Fにあるアートライブラリー

新国立美術館アートライブラリー入り口

新国立美術館には展示施設やカフェ・ショップなどの他に3階にアート・美術に特化した図書館「アートライブラリー」があります。
今まで何度も新国立美術館には行っていたのですが、僕自身は存在を知らなくて、文化庁メディア芸術祭を見に行った際に見つけて立ち寄ったので紹介します。

新国立美術館のイメージとしては六本木にある印象ですが、最寄駅としては東京メトロ日比谷線の六本木駅より、千代田線の乃木坂駅の方が便利です。6番出口からだと美術館の建物と直結していて天気の悪い日でも濡れずに美術館に入れます。

アート書籍・展覧会情報に特化した図書館

新国立美術館アートライブラリー正面

写真・美術・建築・マンガなどのメディア関係など写真集・美術資料など沢山の書籍がきれいな館内にところ狭しとならんでいました。
一般的な自治体の図書館ではなく、基本的に開架でどなたでも閲覧することはできますが、蔵書を借りていくことはできません。

蔵書数は、公式ホームページによると2013年3月末現在で、展覧会カタログが約9万冊、図書は約3万6千冊、国内外の雑誌は約2千タイトル、美術館の年報など約900タイトル、きっと現在はもう少し増えていると思います。

閲覧時に使用できる椅子や机などざっと数えてみましたが、全部で約20席程度の閲覧席がありました。

大きな展示会の開催されている土日で賑わっていた日でしたが、席にも多少余裕がありましたので、よほどのことがない限り込み合っていることはなさそうです。

変わったところといえば、国立新美術館の現在の展示に即したコーナーがあり、訪問時は文化庁メディア芸術際が行われていたこともあり、過去から現在の文化庁メディア芸術祭のガイドブックが展示されておりました。

雑誌は、オーストラリアのデザイン雑誌などもあり、以前取り上げた日比谷図書文化館より種類が多いと思いました。
かなり雑誌についてはかぶっていたので、雑誌が目的の場合はアクセスなど考えて、日比谷図書文化館と使い分けるとよいと思います。

過去の参考記事:
日比谷図書文化館で気軽にアート雑誌を楽しむ。

アートライブラリー別館について

アートライブラリーには、昭和45年以前の資料を保存し、取り扱っている別館が新国立美術館の敷地内、正門近くにあります。
私の訪問日は休館日だったため中には入れなかったのは残念です。アートライブラリーと別館では開館日・時間等が異なるので注意が必要です。

また、公式ウェブサイトの情報によると、入室時には記名が必要で、図書館資料の盗難などの保護のためと考えられますが、国立国会図書館と同様に手荷物やバッグはロッカーに預けて、館内では貴重品等のみ透明ビニールバッグに入れて持ち運ぶようです。

また、機会があれば、別館については追記しようと思います。

開館日時・場所・休館日などの詳しい情報

新国立美術館外観

開館、正確には開室日時ですが、2015年2月現在下記の通りです。

開室日時:月・水・木・金・土・日曜日・祝日 11:00 – 18:00
休室日:火曜日(祝日の場合は開室)、年末年始、美術館休館日、特別整理期間
※別館は、土・日・祝日もあわせてお休みです。

特別整理期間などもあるので訪問前には下記のWebサイトで確認をおすすめします。
http://www.nact.jp/art-library/

住所:〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2
http://www.nact.jp/information/access/

新国立美術館3階ベンチ

また、新国立美術館の館内は天井も非常に高く開放的で、ベンチやゆったりとしたチェアなどたくさんの休憩できる場所があるので、六本木周辺に散歩した際に立ち寄ってぼーっとするのもおすすめです。

写真活動をしていると、写真つながりの方からFacebookやTwitterなどに写真が流れてきます。
新国立美術館の1階はとてもフォトジェニックな場所で、人物のシルエットを写した写真をよく見かけます。

ガラス張りで日の光が刻々と移り変わる空間なので、写真が好きな方はきっと楽しいはず!
東京ミッドタウンなど近隣にお越しの際にも是非お立ち寄りください。

adsense

関連記事

京都市中央卸売市場第一市場

京都市中央卸売市場第一市場

京都に泊まった日、朝ごはんを求めて市場に向かった 京都のゲストハウスに泊まった朝、京都

記事を読む

多重露光

多重露光写真(多重露出写真)を撮ってみる。

多重露光(多重露出)写真を楽しむ 多重露光での撮影はフィルムのころから写真をしていたり

記事を読む

SKYTREE_ILLUMINATION

東京スカイツリータウンのイルミネーションを多重露光撮影で遊ぶ。

東京スカイツリータウンのイルミネーションを撮ってきた。 すみだ水族館のクラゲ万華鏡トン

記事を読む

イルミネーション

2015-2016シーズン向け、イルミネーション記事まとめ

fotos.jpの昨シーズンのイルミネーション記事のまとめ 今回は、いつもの記事と体裁

記事を読む

カメラ散歩のときのシューズ

カメラ散歩のときどんなシューズを履いて出かけていますか? 僕はというと、なんとなく無印

記事を読む

tokyometro1day

東京メトロの大変おトクな1日乗車券(24時間券)を利用する!

ICカードに変わってからお得な切符を忘れていませんか? 関東圏であれば、スイカ(SUI

記事を読む

1m_fotos

写真展『身長1メートル以下の頃の世界 vol.2』のご案内

池田正和 写真展『身長1メートル以下の頃の世界 vol.2』のご案内 ※会期終了しまし

記事を読む

北野異人館

神戸北野異人館

この坂を登っていくと異人館があるよ 弟と神戸三ノ宮の駅で別れる際に、弟が「この坂を上が

記事を読む

科学技術館

子どもも大人も楽しめる科学技術館

東京都内には科学を体験できる施設もいっぱい 都内にはたくさんの科学関係の展示・体験施設がある。

記事を読む

カメラをいつも持ち歩く

いつもカメラを持ち歩く

カメラはできるだけ毎日持ち歩く 僕は、1年のうち約360日は一眼レフを持ち歩いて生活を

記事を読む

adsense

落合陽一、山紫水明∽事事無碍∽計算機自然
落合陽一個展「山紫水明∽事事無碍∽計算機自然」展でテクノロジーとアートを楽しむ。

メディアアーティスト・現代の魔法使いとして有名な落合陽一さんの個展を覗

1m_fotos
写真展『身長1メートル以下の頃の世界 vol.2』のご案内

池田正和 写真展『身長1メートル以下の頃の世界 vol.2』の

名古屋市科学館で楽しみながら科学を体験

名古屋市科学館に行ってきました。 先日、名古屋にすこし立

MOT Collection COLLECTION GOING
東京都現代美術館COLLECTION ONGOING(休館前の最後の常設展)

2017年現在大規模リニューアル工事中の東京都現代美術館

東京都現代美術館(MOT)のキセイノセイキ展とリニューアル改修工事

東京都現代美術館(MOT)は、長い改修工事を終え再オープンしています。

→もっと見る

  • Twitterで更新情報など流しております。
    ぜひ、皆様フォローをおねがいします。
PAGE TOP ↑